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ロードバイクに乗っていて膝が痛くなる原因と対策【オススメのストレッチと筋トレもご紹介!】

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ご訪問ありがとうございます!

 

ACTIVIKEのブログでは、”ロードバイク乗りに知ってほしい体のこと”をテーマに記事を書いています。

 

今回の記事では

 

ロードバイクに乗っていると膝回りの筋肉ばかりが疲れてしまう

 

ロードバイクに20kmでも乗ると膝が痛くなる

 

という方向けに、ロードバイクに乗っていて膝が痛くなる原因と対策にオススメのストレッチ/筋トレをご紹介していきます。

 

膝の痛みの原因はポジションやペダリング(体の使い方)、そして体そのものと、多岐にわたります。

 

一通りの可能性についてご提示していきますので、是非ご参考になさってください。

 

 ロードバイクで膝が痛くなるのは”膝ばかり大きく動いている”から!

 

そもそもなぜロードバイクに乗っていて膝が痛くなるかというと、膝関節ばかり大きく動いていて他の関節が機能していないからです。

 

ペダルは脚全体を大きく動かすことで回り続けますが、細かく分けると、

 

股関節(ももの付け根)、膝関節(いわゆる膝)、足関節(足首)

 

 

の曲げ伸ばしが連動することで、ペダルは綺麗に円を描きます。

 

蒸気機関車の車輪を動かすピストンと同じ理屈ですね。

 

 

3つの関節が連動するのが理想ですが、膝関節が手動で動いていると、負荷が蓄積されて痛みに繋がります。

 

膝の痛み対策には、膝だけに頼らずにペダリングをすることと、膝の動きが大きくならないようなポジショニングが大切です。

 

 ペダリングで大事なことは股関節を使うこと

 

 
3つの関節が連動して動くことでペダルが回転すると書きましたが、
 
 
この3つのうち最も可動範囲が大きく、力の強い筋肉がついているのが股関節です。
 
 
ももの付け根ですね。
 
 
膝の負担を減らすには、股関節を大きく使ってペダリングをすることが不可欠です。
 
 
使う筋肉としては、腸腰筋や大臀筋、内転筋などの筋肉です。
 
 
 
 
これらの筋肉は持久力にも優れているので、使えると自転車のように長時間の運動をしていく上でとても有利です。
 
 
同じ速度でも、楽に出し続けられるようになるのです。
 
 
怪我の予防のためにも、スピードアップのためにも、股関節を使えるようになることは必須スキルと言えるでしょう。
 
 

 サドルは高すぎず低すぎず

 
膝の負担を減らして股関節を使いやすくするには、適切なサドル高に調整する必要があります。
 
 
サドルの高さについては、明確な正解はありません。
 
 
そもそもどこからが”高い”と言えて、どこからが”低い”と言えるのか、明確な基準がありません。
 
 
高すぎると膝が伸びきってしまう上に股関節が大きく動きませんし、
 
 
低すぎると今度は膝も股関節も曲がりっぱなしになってしまうので、ペダルにうまく出力できなくなります。
 
 
何事も、過ぎたるは及ばざるが如しです。
 
 
 
 
ただし、サドルを上げるとそれまでより前傾が深くなって体幹への負荷が上がるので、
 
 
前傾姿勢の維持が苦手でかつ膝のお皿の下などが痛くなることがある方は、下げる方が乗りやすくなるでしょう。
 
 
 
また逆に、前傾を取るとお腹やももの付け根に強い窮屈感を覚えてかつ膝のお皿の上や膝の裏が痛くなる場合には、上げた方が楽になるでしょう。
 
 
このように前傾姿勢のフィーリングと股関節や膝関節のフィーリングによって、適切なポジションが変わります。
 
 
ACTIVIKEのフィッティングコンセプトは、こうした体の動きと感覚、体の特性にフォーカスした物ですので、迷子になったら是非ご活用ください。
 
 
 
 
 

 ロードバイクの膝の痛みの対策にオススメのストレッチと筋トレ

 

すでに膝が痛くなってしまっている場合、やはり股関節を使いやすい状態に体を整える必要があります。

 

即効性が高いのがストレッチです。

 

ただし、長期的に痛みなく自転車に乗るなら、筋トレがオススメです。

 

 

ロードバイクの膝の対み対策のストレッチ

 

ロードバイクに乗っていて股関節がうまく動かない原因として、股関節の前面と後面の筋肉が硬いことが挙げられます。

 

そこで、代表的な股関節のストレッチをご紹介します。

 

①前もも〜股関節の前面のストレッチ

 

 

 

②股関節に後ろ面〜ももの裏のストレッチ

 

 

 

ロードバイクの膝の痛み対策の筋トレ

 

股関節をうまく使うには、股関節周辺のトレーニングをする必要があります。

 

特にお尻の周りの筋肉や、腸腰筋や内転筋といった股関節の前面の筋肉のトレーニングが有効です。

 

 

①お尻の筋肉のトレーニング

 

 

②股関節の前面のトレーニング

 

 

 

 膝の負担を減らすポジションとペダリングへの改善をご希望の方はACTIVIKEへ

 
最後になりますが、この記事のことを実際に私の手で行いたいという方は、ぜひフィッティングをご利用ください。
 
 
ひとりひとりに本当に合うフィッティングをモットーにご提供しております。
 
 
いつでもお待ちしております!
 
 

 

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自転車を通して活力溢れる人生を!【ACTIVIKE】では、理学療法士(体の専門家)の知識と技術を生かしたロードバイクのフィッティングを行なっています。

この記事を書いた人

西谷亮

バイクフィッター・トレーナー。理学療法士国家資格保有。医学的根拠に基づいた身体評価を武器に一人一人のライドスタイル、レベルに合わせたフィッティングが得意です。2019年にはフランスで行われる”自転車の学会”であるScience&Cyclingに採択されるなど研究活動も行なっています。また”ACTIVIKE”のブランドでプロテインの開発販売も行なっている。 2019年ツールドおきなわ市民140上位完走、2021年富士ヒルゴールド。

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