東京でここだけ!理学療法士によるバイクフィッティング

はじめてのツールドおきなわ市民140参戦記

2019/11/18
 
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サイクルセラピスト/バイクフィッター/フリーランスの理学療法士です!日本中のサイクリストがもっともっと自転車を活き活きと楽しめるようにフィッティングや施術、パーソナルトレーニングなど各種サービスを展開中!

初めてのツールドおきなわは、フィジカル面もスキル面も調整面も、あらゆる面で”今シーズンの集大成”を出し切れたレースになったと思う。

今となってはどう振り返ってもオーバートレーニングとしかいえないボロボロの状態でフジヒルを終えたことで完全にレースへのモチベーションが消えながらも、

前々から長距離の公道レースを走ってみたいという思いはあり、“今年でなきゃ来年きっと後悔してるだろう”と確信してエントリーしました。

エントリーした8月1日から3ヶ月と期間を決めてじっくり練習をしてきました。(この期間の取り組みはまた覚え書きのためにもまとめようと思っています。)

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当日は会場までアップがてら30kmほど自走。

と言ってもペダルに体重を乗せるだけで進む程度の負荷で、脚は使わずに体を温めました。

車で行こうかとも思ったのですが、結果から言うと自分はスロースターターなのでこれくらいやっておいて良かったです。

140は知り合いが多くエントリーしていたので、皆と談笑しつつスタートを待ちました。

今年の140は210でも上位に食い込めそうな方が多くいらっしゃったため、ちゃんと走り切れるかという不安が大きかったです。

今回の自分の目標は無事完走は大前提として、”50位以内に入りリザルトの1枚目に名前を載せる”でした。

タイムとしては4時間切り。

ただ欲を言えば上位1割の30位以内入れたらなぁと…

ちなみに結果だけ言うと、この努力目標達成の28位(3’50″)でした。

3ヶ月このレースのために様々な視点を持って練習に取り組んできたので、努力が実って本当に良かったです。

以下はレースレポート。

20番手くらいでスタート。

基本プロトンの右側に位置取ってからじわじわと前に出て10番手くらいの列で最初の登り、普久川ダムへの7kmのヒルクライムスタートです。

想定より強度は高かったものの普通に会話はできるくらいのペース。

COWの加藤さんがやや前に抜けていたのもありペースが上がっていたのかも。またATHLEATUREでも関わっている留目くんも逃げていた様子。

淡々と登りはこなし、ハイスピードのダウンヒルへ。

この時点でも10番手くらいでスペースにも余裕があったため特に怖い場面もなく下り切り、懸念だった吸水のボトルも無事ゲット!

さらにそこから島の北端に向けて長い下りです。

ここも前との間隔はキープして下り切れました。

そこから北端の、奥の登りまでのアップダウンはかなり緩いサイクリングペースで、集団もまだ100人以上いたんじゃないでしょうか?

奥の登りもゆるく終わり、西海岸の高速巡航区間へ。

このあたりから2回目の普久川での位置を意識し始めました。普久川以降の下りとその後の学校坂が正念場になるので、なんとしてもこの登りを先頭付近で突入したかったのです。

また事前に、イナーメの方々や六本木の方々が2回目のふん川でペースを上げると聞いていたので…

じわりじわりと先頭付近に出ていってローテもしつつ、またちょっとできた逃げにもブリッジしたりと(無駄足w)動いてみました。

無事5番手くらいの位置で上りに突入。

ただ一回目よりもかなりマイルドな入り。

前の方では加藤さんに行くように煽るようなやりとりがw

ちなみにここで脚攣り第一派で右の内腿が攣り始めました。あと半分以上にあるのに…と軽く絶望。

その後程なくして加藤さんが逃げていくのが見えました。

ちなみにその加藤さんのさらに先に留目くん含む3人?くらいが逃げていたらしい。

集団は加藤さんを行かせるような形にペースが落ち着き、この回も普通に談笑する余裕もあるくらいでした。この逃げがあったたために集団内で強度の激しい上げ下げもなかったことが今回の結果に繋がったかなと思います。

下りもこの追走集団でこなし、ボトルもまた受け取り、いよいよ後半戦。

ふん川を下った先の学校坂の入りで遅れないように、位置を落とさずに下っていきます。

この下りのスピードがかなり速く、いざ降りきると前との差が少しできてしまいました。

ここで遅れるわけにはいかないと、学校坂の麓までに追いつけるように全開走。

なんとか学校坂も追走集団の先頭付近で突入することに成功!

…が、ここも結局思っていたほど強度は上がらず。

おかげでマイペース登坂に集中できました。

(振り返るとここに限らず”登りはなるべく前で入る”を徹底したことが功を奏したなと思う。)

そして下りに差し掛かりよっしゃとギアをかけると…今度は右のふくらはぎが攣りました。

“おきなわは脚攣りが怖い”と経験者の方は皆口を揃えて言います。そこまで強度も上がってないのになんでなんだろうなぁ。

これにより中切れしてしまい、後ろの方から怒鳴られてしまう場面も。本当ごめんなさい。

下りからの上りで追いつけてなんとか持ち堪えました。

この後はしばらく、マイホーム尾根幹を引き延ばしたみたいなアップダウン。

集団と先頭の加藤さんとの差は1:19くらいで変わらず。

追走集団もまだだいぶ大きかったです。だからこそ前々で展開して下の落車リスクを少しでも回避するように努めました。

この辺りで練習仲間のダイキさんと会話。ペダリング見ててもしかしてと思ったのですが、やはりふくらはぎを攣ったらしいです。

ダイキさん「脚攣りはどうですか?調子よさそうですね!」

わたし「心肺”は”まだ全然余裕です(右脚に続き左足も攣ってるけど)」

嘘は言ってないです。笑

ただこの辺りで”下りで脚を止めて登り返しで踏むと攣る”ということに気づいたので脚を止めずに走っていたらだいぶ回復できました。気休め程度ですが。。

まだまだ集団も大きく、これは羽地(最後のきつい上り)で一気にふるいにかけられるなと覚悟を決めます。

また本来は”絶対先頭には出ない”と決めていたのですが位置的にローテを回さざるを得ない形になり、結局終始集団先頭付近で展開する形になりました。

ここでもう少しクレバーに動けるようになりたい。脚使いすぎましたね。

でも良い経験になりました。

程なくしてケサジの登り加藤さん含む3人を吸収。

(途中から25秒差と一気に差が詰まったので違和感を感じたのですがどうも逃げを諦めてペースを落としたらしいです。)

この坂を超えてまだアップダウンなのですが、途中の工事区間のある下りで目の前で2台が落車。かくいう自分もややオーバースピード気味で後輪が滑っていた最中だったので頭真っ白になりましたが、ギリッギリで回避しました。バイクコントロール練習していて良かった。。

この後も前々でローテしつついよいよ羽地の登りです。だんだん心肺も苦しくなってきました。

ただ、この時点で集団は30人ほど。目標達成はほぼ確実。

“ここで妥協しちゃいけない!最後まで集中!”

と自分に喝を入れます。あとは順位を上げるだけ。

羽地は最後にこの斜度かよ!ってくらいの劇坂。

割と前で入れたのでマイペースに徹して登ります。ただ番手を下げすぎてしまい、また集団のペースが上がり始めここで万事休す。。トンネルで千切れました。まぁ、気づいてなかっただけで脚もなかったんだろうなぁ。

2段目で完全に先頭からこぼれて、”残り区間単独かよ…”と絶望しましたが後ろから同カテゴリの方が2名来たのでそこからはずっと3人でローテして下りと平坦へ。

もうここまでくるとキツすぎて頭の中は”早く終われ!”のワードでいっぱい。

でも苦しいながらも市街地の大通りを駆け抜けるのは気持ちよかったのは間違いない。

ゴールへのストレートでペースが上がり、1人が抜けてスプリント開始。

自分はもうそんな脚も心肺もなく、そのまま雪崩れ込むようにゴールしました。

直後は目標タイム達成と、シード権はほぼ確実に入れただろうという安心感から力が抜けました。

出し切った。フィジカル、スキル、メンタルとトータルで見ても、今できるベストの走りだったと思います。

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終わったあとは初めての過呼吸を経験。本当にまともに立てなくなりました。

なんとか呼吸を整えて、昼に会場入りした彼女のもとへ。

水など買ってきてくれたり、自分が知り合いに捕まってる間も文句も言わずに待ってくれて、本当に感謝しています。ありがとう。

この後速報にて順位を知り、思っていた以上の順位で、とにかく嬉しかったです。

終始前々で動けて羽地まで生き残れましたし、もちろんそこで千切れたのはくやしかったけど、今できるベストが本当に出し切れて良かったです。

レースを振り返っての反省点も多くあります。

少しずつ改善して、また来年もこの地に帰ってきたいなと思っています。

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