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ヒルクライムを楽に!ロードバイク初心者のための3つのコツ

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「登り坂がきつすぎて、毎回途中で足をついてしまう…」

 

「ヒルクライムが嫌いだから、坂があるルートは避けてしまう…」

 

そんな悩みを抱えていませんか?

 

ヒルクライムはロードバイク初心者にとって、避けては通れない壁のように感じるものです。

 

でも、ちょっとしたコツを知るだけで、驚くほど楽になり、坂道を楽しめるようになります。

 

このブログでは、ヒルクライムを苦痛から楽しさに変えるための「3つのコツ」を解説します。

 

初心者でも実践しやすい方法なので、ぜひ試してみてください!

 

1. 重心を前に出す

登坂では体の重心を適切に前へ移動することが重要です。
平地では自然にペダルの上に重心が乗っていますが、ヒルクライムでは後ろに重心が移りやすく、足の筋肉に負担がかかりやすくなります。

やり方:

  • サドルに座る位置を拳1個分前に移動。
  • 腰を入れて体全体を少し前に倒すことで、体重をペダルに効率よく乗せる。

これにより、ペダルを踏む力が効率的に伝わり、脚の疲労を抑えながら進むことができます。

 


 

2. 踏み足よりも引き足を意識する

「引き足」を活用することで、ペダリングをスムーズにし、足全体の負担を軽減できます。引き足では「腸腰筋」という筋肉を使い、足を持ち上げるように意識することがポイントです。

引き足の具体的なコツ:

  • 足のつま先だけで引き上げようとせず、体全体を使って「お腹の下あたりから畳む」イメージで動かす。
  • 足の動きがスムーズになると、チェーンへのトルクが抜けず、効率良く自転車を前進させることができます。
  •  

 

3. 踵を落とさない

ヒルクライム中、ペダルを踏むときに踵(かかと)が下がりすぎると、膝への負担が増えたり、重心が後ろにズレたりして効率が悪くなります。

改善方法:

  • 踵を水平または少し上向きにキープ。
  • 足首周りの筋力を強化し、安定したペダリングを維持。

足首の安定性が向上すれば、より効率的なヒルクライムが可能になります。

 


 

まとめ: ヒルクライムの3つのコツ

  1. 重心を前に出すことで脚の負担を軽減。
  2. 踏み足だけに頼らず引き足を活用して効率的にペダルを回す。
  3. 踵を落とさず重心を安定させることで膝への負担を減らす。

これらのコツを意識すれば、ヒルクライムが楽になり、サイクリングそのものをもっと楽しむことができます。ぜひ週末のライドで試してみてください!

 

 

この記事を書いた人

西谷亮

バイクフィッター・トレーナー。理学療法士国家資格保有。医学的根拠に基づいた身体評価を武器に一人一人のライドスタイル、レベルに合わせたフィッティングが得意です。2019年にはフランスで行われる”自転車の学会”であるScience&Cyclingに採択されるなど研究活動も行なっています。また”ACTIVIKE”のブランドでプロテインの開発販売も行なっている。 2019年ツールドおきなわ市民140上位完走、2021年富士ヒルゴールド。

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