ロードバイクに乗った後にプロテインは必要なのか?
プロテインと聞くとみなさんはどんなイメージがありますか?
おそらくですが、筋肉がムキムキの人が飲むものとか、トレーニングをしている人が飲むもの、飲むと筋肉が増えるとか…なんとなく”ガチっぽい”というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
ましてや、ロードバイクに乗っている上では関係がないと思っている方も多いかもしれません。
ですが一方で、”実際ロードバイクにプロテインは必要なのか?”と疑問に思っているからこそ、この記事にたどり着いたのだと推測します。
結論から言うと、ロードバイク乗りの方でもプロテインの摂取は必要です。
ここではそもそもプロテインって何なのか、ロードバイクにプロテインが必要な理由と正しい取り方をご紹介します。
1、そもそもプロテインとは?
プロテインと書くと聞きなれない言葉ですが、タンパク質のことを指します。糖質や脂質と並ぶ3大栄養素です。
食べ物でいうなら、お肉やお魚、お豆腐などに多く含まれます。お肉やお魚が動物性タンパク質、お豆腐など大豆製品が植物性タンパク質です。プロテインそのものは何か特別なものと思われがちですがなんてことはなく、普段から食事の中で摂取しているものですし、健康のためにも必要なものなのだとまず覚えてください。
人の体においては、皮膚、骨、筋肉、髪の毛、内臓器などはタンパク質でできています。体の各部品を構成する大事な栄養素なのです。
ちなみに現代においてはタンパク質の不足しているぶん糖質(お米やパン、パスタ、菓子類など)の多い食生活を送っている人が多いことが1つの問題になっています。
サプリメントとして売られているのはこのタンパク質を中心としてできた粉末になります。
運動をする人にとっては、運動によりダメージを受けた筋肉の修復を促し回復効率を高めるために、普段以上にタンパク質の摂取を意識する必要があります。
2、プロテインの種類
先ほども触れたように、タンパク質には大きく、動物性と植物性の2種類があります。
サプリメントとして売られているプロテインもこれに応じて種類があります。
動物性タンパク質はホエイ(乳清)プロテインとして売られています。乳清という、ヨーグルトの上澄みの液体を主成分としたものです。
植物性タンパク質はソイ(大豆)プロテインとして売られています。ソイという単語自体は馴染みがあるかと思います。大豆に含まれるタンパク質が中心です。
これらの大きな違いは体内に吸収される速度です。
ホエイプロテインは吸収が早く回復効率が良いです。逆にソイプロテインはゆっくり吸収される分、長時間にわたる回復を促進します。
どちらが良い、悪いということはなく、それぞれにこうした特徴があるため、バランスよく摂ることが大事になります。
またこれは大前提の話になりますが、プロテインだけでタンパク質を摂るのではなく、しっかり食事を通して他の栄養素と一緒に栄養を摂取することが大事になります。
他の栄養素と一緒に摂ることによる相互作用で体内での吸収がより促進されます。
3、ロードバイクにプロテインが必要な理由
先ほども触れたように、運動をした後は筋肉がダメージを受けているため、タンパク質(プロテイン)の摂取は非常に重要です。運動の強度により必要量は違いますが、ロードバイクとて例外ではありません。
特にロードバイクは長時間の運動になるケースが多いです。運動時間という点でロードバイクは他のスポーツでは考えられない量になることもしばしばありますよね。
100km走れば5時間近くか、それ以上の運動になることになります。
その間、常にペダルを回し続けることになります。この間、脚の筋肉には少しずつダメージが蓄積されていきます。
運動量が増えるとダメージもそれに応じて多くなります。当然必要な栄養量も増えます。この時ダメージを受けるのは筋肉だけではなく消化器などの内臓も例外ではありません。
消化器がダメージを受けた状態で相応の栄養量を食事から摂るのは結構大変です。
こうした時に必要な栄養素を効率よく摂取するために、プロテインが有効なのです。
ロードバイクに長時間乗った後はまさにこの状態です。固形物をなるべく取りたくないという時もあるかと思います。ロードバイクとプロテインは、実は相性が良いと言えるでしょう。
ちなみに筋肉の修復のためにプロテインが重要と書きましたが、プロテインだけでは非効率です。糖質も同時に摂ることで、体内での筋肉の修復が促進されるからです。
その比率はタンパク質:糖質=1:2と言われています。
ですので、タンパク質と合わせて主食としての米やパン、パスタ(糖質)も摂取するようにすると良いでしょう。
ロードバイクのような長時間の運動は特に、かなりの量の糖質を消費します。
長距離ライドのあとや翌日、体のだるさを覚えることがあるかと思いますが、これは糖質が枯渇しているからです。ロードバイクに乗る方は、ライド後の糖質をしっかり摂るようにしましょう。
4、どれくらい飲めばいいのか?
トレーニング後のタンパク質摂取量の基準としては、体重1kgあたり1.2〜2.0gが良いとされています。体重60kgの人なら72〜120gです。
プロテインサプリメントだけでは難しいと思うので、あくまで食事で摂取する量を補う形で摂るようにしましょう。
また、レースなど強度の高いライドをした場合は多く摂るようにしましょう。
5、どのタイミングで飲むのが良いか?
運動後のプロテインの摂取について、一時期は運動後の30分がゴールデンタイム(吸収効率が最も良い)という風に言われていましたが、現在では24時間以内であれば良いと言われています。
ただ、翌日に疲労を持ち越して、次のトレーニングや仕事に悪影響を及ぼさないためにも、早い越したことはないでしょう。
基本的にタンパク質の摂取の目的が疲労回復、筋肉の修復である以上、運動後の摂取が基本になります。
特に、夜にトレーニングなどをした場合、固形物を多く摂取すると睡眠に支障が出ます。トレーニングからの回復の基本は栄養もですが十分な睡眠です。睡眠に支障をきたさないためにも、夜のトレーニング後はサプリメントしてのプロテインの摂取を推奨します。
また、運動前にプロテインを摂取しておき、筋肉の分解を抑制するという使い方もあります。
日頃から十分なタンパク質の摂取をすることが望ましいでしょう。
6、ロードバイク乗りにオススメのプロテイン
ロードバイクによる長時間の運動からの回復には、タンパク質と糖質の十分な摂取が不可欠です。
ロードバイク乗りのために、タンパク質も糖質も効率よく摂取できるようなプロテインを開発、販売しています。
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