ACTIVIKE(アクティバイク)

ポジションがペダリングに与える影響

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自分のペダリングを見直している今日この頃です。

”お客様に日頃指導していることを、自分は果たしてどの程度実践できているのか?”と、純粋に気になったからです。

センサーと動画と比べて改めて分かった自分のペダリングの特徴は

 

・ダウンストロークでの足首の動き(底屈)は大きめ。

・骨盤の回旋(ねじる動き)がよく出る。

・骨盤の側屈(横に倒れる動き)はまだ減らせる。

・無駄な力(DSS)は抑えられていそう。

 

自分の身体感覚的にも使いたい部位は使えているので、ロスに関してはそこまで心配していなかったのですが、骨盤の動きはまだ改善できそうです。

ペダリング中は、骨盤の回旋が適度に出ていることが大事になるというのが自分の考えの1つです。

それだけ体幹と股関節の筋肉が働いていて、骨盤をコントロールできているということだからです。

逆に側屈の動きは抑えたい動きなのです。体幹の力が抜けていて骨盤がコントロールできていない証拠だからです。これに関してはサドルが高いなど物理的な問題もあります。

 

とりあえずサドルを2mm程度下げたところ、骨盤の回旋の動きは少し増やせました。

 

あとは鏡を見て、膝の挙動の修正のためにクリートの左右位置の調整も。

合間を縫ってコツコツ改善していこう。

 

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午後のお客様のコーチングにおいてもセンサーを導入してみました。

 

お悩みが上死点の通過が苦手ということだったので、まさにうってつけ。

 

骨盤の動きは適切だったのでサドル高は大きな変更せずに、前後位置とクリート位置の修正を行いました。

ただお身体を見るに、根本の原因はポジションではなく体のそのものにあったので、エクササイズの指導に多めに時間を割きました。

具体的には胸回りの柔軟性と股関節周囲のコントロール性の改善です。

 

結果としてペダリングのロスは数値的にも10ポイント改善。

 

”ペダリングにポジションが与える影響は小さくないけれど、体そのものにもしっかり目を向けないと長期的に見て成長していかない”というのが最近の考えです。最近の、というか原点に返った感じです。

 

モチベーションや時間的拘束により、体の改善のための取り組みができる人とできない人がいるので、そこを見極めることが1つのマイルストーンだと思います。

だからこそ、”フィッティングはコミュニケーションが大事”なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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