股関節のストレッチは腰までやりましょう
どうも、にっしーです。
今日はストレッチについてちょいと深掘りして記事書きます。
🔽ロードバイクに乗る上でストレッチをするメリットhttps://activike.com/2018/12/08/roadbike_stretch_before_after/
🔽自転車乗りのための体のケアや家でできる筋トレまとめ
https://note.mu/ryonishitani22/m/m13e595ff91bc
私はペダリングをスムーズに行う上で、どの体の部位が一番重要かと言われたら”股関節”と即答します。
可動性が大きい上に、付着している筋肉も大きいものが多いからです。
🔽スムーズなペダリングの秘訣は股関節にあり!?
https://activike.com/2018/09/13/hipjt_pedaling_use/
ペダリングが綺麗な人は基本的に股関節を上手に使えています。
なのでペダリングの練習をするときは股関節を意識することが必須です。
ただ意識するだけですぐできる人とできない人がいます。
意識するのが難しい人は、”関節の感覚がにぶい”状態です。
関節がどんな風に動いているか、どんな位置にあるか、などを捉えることが難しいのです。
これを固有感覚なんて言ったりします。
固有感覚を養うためには関節をじっくり動かし、脳にその情報をたゆまずに送ることが必要です。
そのために効率的でオススメなのがストレッチです。
股関節のストレッチをすることで股関節の固有感覚が養われ、動作に活かせるようになります。
ただ、股関節の感覚を捉える邪魔をしていることがある部位があります。それが腰椎です。
こちらをみてもらえると分かるかと思いますが、股関節は骨盤から始まっており、その骨盤は腰椎とも繋がっています。
股関節が動くということは骨盤が動くということにもなりますが、この時に腰椎が硬いと骨盤が動かないので、結果的に股関節の硬さにつながります。
先ほど述べたこちら
ペダリングが綺麗な人は基本的に股関節を上手に使えています。
これはもう少し補足すると、
ペダリングが綺麗な人は基本的に股関節と腰椎が連動して上手に使えています。
と言い換えられます。
”股関節を柔らかくしたい”
と考えた時に股関節のストレッチを行うことは必須です。
ただし、人によってはそれだけでは足りない場合もあるということです。
また、股関節や腰椎が硬くなる原因も大切です。
長時間のデスクワークにより股関節と腰椎そのものが原因のこともあるし、立ちっぱなしにより足首や肩周りの柔軟性が低下して、連鎖的に腰と股関節に影響することもあります。
自転車乗りに多い腰痛や膝痛の原因も、こうしたことを踏まえると膝と腰そのものには原因がないことが多いです。
🔽 自転車乗りの腰痛の原因は日常生活にあり?https://activike.com/2018/12/05/bicycle_pain_adlprevention/
人の体にはよく動く関節とあまり動かない関節があり、
基本はあまり動かない関節をよく動く関節が挟むような位置関係になっています。
よく動く関節が硬いと、そのツケは隣あう動かない関節に来るということです。
あとやっぱり
デスクワークで座りっぱなし→臀筋とかハムが弱くなる→股関節使えなくなる→動くとき大腿四頭筋使いっぱなし→骨盤固めて膝腰ボン
の人はサイクリストに限らず多いんじゃないかな pic.twitter.com/TvvfzlU5Ds— にっしー/理学療法士@ACTIVIKE (@ryoooo_veleno) 2018年6月25日
体に対する負担が本来少ないはずの自転車、痛みの原因は日常生活とのつながりが強いと考えています。
あとは体の使い方やポジションなど。
痛みが出そう、違和感があるという場合には一度体に目を向けてみると良いと思います(^^)
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