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【練習中に落車してしまった時に大切なこと】

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ロードバイクの練習中に落車することは、どんなに気をつけていても起こり得るアクシデントです。

 

大きなケガに発展しないためにも、落車した際の正しい対応を知っておくことが重要です。

 

落車した際の対応をスムーズにかつ、安全に行う方法を学びましょう!

 

 

1. まずは自分の安全を最優先に確認する

 

 

①交通状況を確認し、安全な場所へ移動

 

交通量の多い道路での落車では、後続車両との二次事故が最も危険です。

 

できる限り速やかに安全な場所(歩道や路肩など)に移動し、落ち着いて状況を確認しましょう。

 

 

② 意識があるか、頭を強く打っていないかチェック

 

落車の衝撃で一瞬意識が飛んだり、頭を打った可能性がある場合は、無理に動かず周囲の助けを待ちましょう。

 

ヘルメットにひび割れがある場合も、脳しんとうや頭部外傷のリスクがあるため注意が必要です。

 

 

③ 全身を見て、怪我を確認

 

転倒直後はアドレナリンの影響で痛みを感じにくいことがあります。

 

以下の点をセルフチェックしましょう。

 

 

・首や背中に強い痛みがないか
・腕や脚がしっかり動くか
・出血や腫れがないか
・痛みがひどい場合は無理に動かず、救助を要請するのが安全です。

 

 

2. 自転車のダメージをチェックする

 

 

自分の安全が確認できたら、次は自転車の状態をチェックします。

 

落車直後に無理に走行を再開すると、さらなる事故につながる可能性があるため、慎重に確認しましょう。

 

 

① ホイールの歪みやタイヤの異常

 

ホイールが大きく振れていないか(回してみて、ブレーキシューに当たる場合は要注意)

 

タイヤに裂けやパンクがないか(小さな亀裂でも後々パンクする可能性がある)

 

 

② ブレーキと変速の動作確認

 

ブレーキレバーが正常に戻るか(曲がっていたり、押しても戻らない場合は調整が必要)

 

 

変速がスムーズに動作するか(ディレイラーが曲がっているとギアが飛ぶ可能性がある)

 

 

③ ハンドルとフレームのチェック

 

ハンドルがずれていないか(真っ直ぐにしても曲がっている場合は調整が必要)

 

フレームやフォークにクラックがないか(カーボンフレームの場合、小さなヒビでも大きな事故につながる)

 

走行に支障があるダメージが見つかった場合は、その場での修理が難しければ無理せず輪行やタクシーで帰宅しましょう。

 

 

3. 帰宅方法の判断とアフターケア

 

 

① 自走可能かどうか判断する

 

軽い擦り傷や打撲程度で、バイクの問題がない場合はゆっくり自走可能。

 

痛みが強い、機材トラブルがある場合は無理せず帰宅手段を考える。

 

 

② 帰宅手段の確保

 

近くの駅まで歩いて輪行(念のため輪行袋は携行すると安心)

 

タクシーを利用(アプリで配車するとスムーズ)

 

仲間や家族に迎えを頼む

 

 

③ ケガの処置と病院受診の判断

 

落車の衝撃は思った以上に体にダメージを与えることがあります。

 

頭痛や吐き気が出てきた場合、骨折や捻挫が疑われる場合などは病院を受診しましょう。

 

また、擦過傷はしっかり洗浄・消毒して適切な処置をすることが重要です。

 

 

④ バイクの修理と点検

 

落車後に異常がなくても、ショップで点検してもらうことで、見えないダメージを発見できる可能性があります。

 

特にカーボンフレームは小さなヒビでも致命的な破損につながるため、プロのチェックを受けるのが安心です。

 

 

4.まとめ

 

 

落車時の冷静な対応がリスクを最小限に抑える。

 

練習中の落車は誰にでも起こり得るものですが、落ち着いて対応することで二次被害を防ぎ、ケガや機材のダメージを最小限に抑えることができます。

 

 

①まずは自分の安全を確認し、頭部の怪我や骨折の可能性をチェック
②自転車の状態を点検し、走行可能か判断
③無理せず安全に帰宅し、必要なら病院で診てもらう
④もし怪我が酷く動けない場合は迷わず救急車を呼ぶこと。

 

 

いざという時に冷静に対応できるよう、普段から落車時の対処法を頭に入れておくことが大切です。

 

何事も「備えあれば憂いなし」。

 

安全にロードバイクを楽しむために、ぜひ参考にしてください!

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