楽に長く走るために大切なこと
こんにちは、にっしーです。
今回は”楽に長く走るために大切なこと”というテーマです。
ロードバイクに乗り始めるとやはり最初は、長く走ること、ロングライドをテーマに走られる方が多いと思います。
”初めての100km”というのは、とても印象深いものですよね。
(ちなみに自分の”初めての100km”は小学四年生の時の自宅から多摩川河口の往復でした。今でも鮮明に蘇るくらいお尻が痛く、しんどかった。。笑)
100km、200kmと走りきった時の達成感は何事にも変え難いです。
ただふと周りを見渡すと、、
平気で毎週200km以上のライドを敢行したり、
ブルベなどでは非常に速いペースで、時には寄り道なんかしちゃったりしながら、余裕で200kmくらい走っちゃう人がいたりします。
この違いはどんなところにあるのでしょうか?
基礎体力や補給のノウハウやペーシングなどの要素はもちろんありますが、
ここで理学療法士の視点からそんな方々の走りを紐解いていくと、やはり”体の使い方”に行き着きます。
もう少し掘り下げて表現すると”体にかかる負荷”をうまく分散させていますね。
ここでまた初心者の方々に立ち戻りましょう。
初心者にありがちな悩みが
”長く走るとおしりが痛くなる” ”手に体重が乗りすぎてしまう””腰が痛くなる”
などです。
これはまさに、そのポイントに負荷が集中した乗り方をしているということです。
同じスピードで走るなら、体の1ポイントに頼って走ることと4ポイントをバランスよく使って走ること、どちらが負荷を分散させて楽に走れているかは一目瞭然かと思います。
楽に長く走るためには”上手に体を使い負荷を分散させて走ること”につきます。
いろんな筋肉を使い分けるのです。
もう少し具体的に書くと、体重をハンドル、サドル、ペダルに分散させることです。
ではそのためには何をすれば良いのでしょう?
まずは何より”ポジションがあっている”ことが大切になります、というか大前提になります。
初心者の方のフォームを見ると、やはりペダルに体重が乗っていない方が多いです。
これはフォームの意識が悪いのではなく、そもそもポジションがそれを邪魔しているから。
ペダルに体重が乗るようなポジションにしないと負荷の分散はなされません。
https://activike.com/2018/10/01/roadbike_fitting_venefit/
ちなみにセッテイングの傾向として多いのがサドルが高く後ろ乗りになっていることが多いです。
その上で体の使い方の工夫をしていきます。
ペダルに体重を乗せるといっても、何時の点から乗せるかで使う筋肉は変わります。
長距離を走る上ではお尻の筋肉やモモ裏の筋肉など、股関節を伸ばす筋肉が重要です。
これらが使いやすい点は12時らへんです。要するに上死点ですね。
上死点で体重を乗せる意識を持つと股関節周りの筋肉が使えます。膝の負担が減るということですね。
楽に走ることを追求すると、怪我や胡椒の予防、パフォーマンス向上につながります。
先述のように関節への負荷が分散する上、脚の消耗が減るの高い強度も出しやすくなります。
トレーニングの質も上がるということです。
ですので是非、ポジションとペダリングを見直してみることをオススメします(^^)
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