オフシーズンにLSDを活用すべき理由
オフシーズンはLSDトレーニングを活用する絶好の時期です!
オフシーズン中の今だからこそLSD(Long Slow Distance:低強度で長時間のトレーニング)に最適な期間です。
体の基礎的な持久力を向上させることで、シーズン中のパフォーマンス向上や怪我の予防につなげることができます。
目次
①持久力の基礎を築き、体をリセットする重要な期間
オフシーズンは、競技や高強度トレーニングで疲労が蓄積した体をリセットし、基礎体力をじっくりと築き直す機会です。
LSDトレーニングでは、以下のような効果が期待できます。
・基礎的な有酸素能力の向上
LSDは主に脂肪をエネルギー源とするため、脂肪代謝能力が高まり、乳酸が出てしまう強度のラインを引き上げることができます。
これによりそれまでよりも高い強度を長く維持できるようになります。
一言でいうと持久力が向上します。
・疲労回復とオーバートレーニングの予防
LSDは低強度であるため、体の負担が比較的少ない為、長期的にトレーニングしやすいトレーニングです。
高強度トレーニングによって蓄積した疲労を抜きつつじっくひ基礎的な有酸素運動能力を高めることができるのです。
ただしあまりにも長時間行うとそのトレーニングからの疲労が抜けなくなるので注意が必要です。
・心理的なリフレッシュ
高強度トレーニングから一時的に離れることで、心身ともにリフレッシュする機会となります。
②具体例:LSDトレーニングの実践方法
以下に、LSDを活用したトレーニングの例を挙げます。
・トレーニング強度
心拍数を最大心拍数の60~70%程度(ゾーン2)に保ちます。快適に会話ができる強度が目安です。
・トレーニング時間
1回のセッションは2時間から4時間程度。
初めは短めの時間から始め、体力がついてきたと思ったらもう少し時間を伸ばしてみてください!
・頻度
週に2~3回程度を目安に、無理なく取り組んでいくのがベストです!
③まとめ:LSDでシーズン中の強さと耐久性を高める
LSDトレーニングは、持久力を高めるだけでなく、トレーニングへのモチベーションをリフレッシュさせる絶好の方法です。
この機会を活かして基礎体力を築き上げることで、シーズン中のパフォーマンス向上につなげましょう!
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