2年ぶりの白石峠で自己ベスト
埼玉の白石峠は自宅から麓まで70kmくらいあるので、そう頻繁にはいけないんです。
1本登って往復する以外にやることがないし、ときがわ自体もあまり林道をつないで走れない現状なので。
加えてわざわざ行ってタイムを測るモチベーションもなく、去年は一度も行けずじまいでした。
ただここ最近は調子がいいし、
”今のこの状態だとどれくらいで登れるんだろう?”
というのは純粋に気になっていたところ、自転車に本格的に乗るようになってから所属しているゆる〜いサークルで白石峠に行く企画があり、いい機会と思い参加。
一本登って帰るだけのシンプルなライドで、白石は皆各々フリーとのこと。
2年前は23:20くらいだったので、今回は最低でも22分台、あわよくば前半に入れたいなと目標を設定。
峠での結果にこだわりたかったので、それ以外は基本LSDでゆっくり走りました。
麓のコンビニでは、サイクリストに慣れた猫に癒されてからいざ。
それにしても白石峠って、なんかこうゆっくり景色を見ながら登る雰囲気がなくて、自ずと頑張って登ってタイムをはからなきゃいけないような雰囲気ありますよね。
あれ、なんなんだろ。
こういうタイムトライアルの人気スポットを登るのは、レースでもないのに緊張します。
他の皆さんには先に行ってもらって、人参効果を引き出すことに。
その間にトイレを済ませ、いざスタート。
和田峠の感じからして、290〜300wでコントロールしていくのがいいかなと思っていたので、その数値を徹底。上げられそうでも我慢して、トルクをかけずにとにかく回すことを意識。
特に斜度が緩むところでしっかり回すことと、きついところは体重だけ載せて呼吸をコントロール。
たまに6倍近くに行ってしまうことがあっても、我慢して抑える。
我慢が奏功して、300wでも呼吸が大きく乱れず、そのままラスト1kmのところからは何も考えずにケイデンスをとにかく上げて380wくらいまで。
結果は、22:00!パワーは307w(5.3倍くらい)
2年ぶりの白石峠は22:00-307w
風向きも良く、1分以上更新できました👏
いやーこれは嬉しい! pic.twitter.com/ePXk1Pt48v— にっしー@ACTIVIKE (@ryoooo_nisshy) April 16, 2021
想像以上のタイムにかなり驚きでした。ペダリング、ペース配分、ギアチェンジが噛み合った感触。
今日は風向きも良かったし、ホイールの軽さの恩恵もかなり感じられました。パワーとしても、20分ベストを大幅に更新できました。
参加された皆さまも各々ベストを尽くせた様子。
ご褒美のランチはしいのきで日替わりランチ。
帰りは方角同じ人達で、流して帰っておしまいです。
遠くに見えていた仲間の背中が、ほんの少しだけ近くなった気がします。
トレーニングとしては去年一年間と今年の2月末まではSST近辺での20〜40分走のみで、あとはロングライド。
ここ最近になって和田峠や周回練などで週2回、L5領域をかけるようにしてから一気に調子が上がっています。
L5域をコンスタントに叩けているのも、去年SSTに取り組んで乳酸が出ない状態でも高い負荷をかけられるようになっているからだと思います。
そしてそれだけのトレーニングを続けられているのも、自社のリカバリープロテインや入浴、マッサージなどで回復のステップをちゃんと意識的に取っているからこそ。
この調子を少しでも長く持たせられるように、今後はこのコンディションの上がった状態でもしっかりSSTも並行して、パワーの土台(乳酸が出ずに発揮できるパワーバンド)の拡大を図っていく必要があると思います。
和田峠のリピートや周回練も、5月いっぱいはまだ体力的に続けられそうですし、もう一段くらい上げられるだろうか。
なんにせよ、ベストを更新したということはそれだけ限界を超えた負荷をかけられたということなので、調子に乗らずにしっかり休もうと思います。
あとは、富士ヒルやってくれることを祈るのみ。
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