ペダリングはみぞおちから!腸腰筋を使えるようになろう
こんにちは、にっしーです。
今回は久々にペダリングについてつらつら考えを書いていこうと思います。
自分がやるフィッティングでは体の使い方に関してのご指導も適宜加えさせて頂いているのですが、その中で最近よく自分がだすキーワードが”みぞおち”です。
”みぞおちとおへそをグッと寄せるように”とか
”引き足でみぞおちとお膝を寄せるように”とか
”みぞおちから上はリラックス!”とか
色々な言葉かけをします。
何故みぞおちかというと、人の脚はみぞおちから生えているからです。
…って言われてもよくわからないですよねw
ここで重要になってくるのが腸腰筋です。
このツイートの画像内の青塗りされている筋肉のうち、上にあるのが腸腰筋です。
画像から分かるように、みぞおち辺りから生えていますよね。
そして腸腰筋の主な作用は股関節を曲げることと、腰を安定させることです。
ペダルに力を伝えるのに重要なポイントは12時、上死点のところであり、
このポイントで腸腰筋がこれらの作用を踏まえてしっかり仕事をしていることが重要になります。
腸腰筋はインナーマッスルであり、意識して使うのは普通はなかなか難しいですが、画像を見てみぞおちから生えているということが分かると少し意識しやすいと思います。
腸腰筋の感覚を掴みやすいポイントとして他には
・おへそより4cm真横
・内腿の付け根の辺り
になります。
どちらも腸腰筋が通っている場所になりますね!
体のどこを意識すべきかは良しとして、ではどのタイミングで意識すると良いのでしょうか?
腸腰筋は股関節が深く曲がった状態が活動しやすくなります。
そういう意味でも10時〜12時にかけてのタイミングで、上記の箇所に意識を置いて見ると良いと思います。
ここだけ意識すれば以降は勝手にストンとクランクが落ちるので、まずはこのポイントに集中すると良いです。
それでも意識できない!!
となった時は一旦バイクから降りましょう。
ストレッチと筋トレで筋肉の場所を覚えるという段階を踏むのがオススメですね。
また、立った状態で使えることも重要です。
下のツイートは腹筋での骨盤のコントロールをメインの目的としていますが、深く股関節を曲げることで腸腰筋も効いてきます。オススメです。
・そもそも腸腰筋を鍛える、使えるメリットって?
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