パワーメーターを導入してまず感じたこと
パワーメーターを活用したトレーニングをパワートレーニングと言ったりします。
パワーメーターの多くはクランクに内臓されており、
主にクランクにかかるトルクとクランクの回転速度を計測して、
クランクが1秒あたりに行う仕事(仕事率、ワットW)を表示してくれます。
早い話、自分の脚がどれくらい頑張っているかを出してくれるわけです。
この数値に心拍数を絡めることで、脚と心肺にかかる負荷を総合的に追うことができます。
あとはRPE(自覚的運動強度)と言って、感覚的にどれくらいきついかを表す指標もあったりします。
詳しくは下記リンクへ↓
例)L4 20min.のローラーをやるとき
250wで20分漕いだら心拍が180超えてかなりキツかったのに、今は170台前半に止まるし自覚的にも少しきついくらいになってきた。
⇨もう1セットやってみよう、その上でFTPも計り直してみよう
大雑把な例ですがこんな感じに使えます。
ただ、パワーの計測自体はクランクの行う仕事率なので、ギアとケイデンスを管理することでも同じ意味を持ちます。
アウター52Tのリア15Tでケイデンスを90キープ、という風に。
ギアをある程度定めて、あとはケイデンスでコントロールすれば同じことです。
という感じで僕はトレーニングをしていました。笑
していましたと過去形なのですが、実はそんなことを言いつつもパワーメーターを購入しました。
さぁ、じっくり使ってこう。
と言ってもあくまで心拍数管理がメインです。 pic.twitter.com/VbPTMhaVl7— にっしー/サイクルセラピスト (@ryoooo_veleno) 2019年1月10日
片側だけですが!
運動生理学は一通り抑えているので(まだまだ勉強しますが!)
心拍管理でも十分トレーニングはできましたし、それが本質なのであえてその範囲でやっていました。
ただ、便利なものはやっぱり使おうということで(笑)
この際なので使い倒そうと思います。
1週間弱使ってみて感じたことをまとめると
①走りながら自分の弱点に気づくことができる。
②トレーニング計画の立案、管理のしやすさ。
③”あ、自分こんなものか…”と気づくことができる。(現状把握がしやすい)
と言ったところです。瞬時的に負荷を追えるのはやはりメリットです。
ちなみにFTPは約230wで、体重比で言うと4.15倍と出ました。
和田峠や白石峠のタイムからなんとなく把握していた値よりかなり低く、ちょっとびっくり。
(和田峠が14″57、白石峠が24″09)
ただ、緩斜面や平地は苦手意識があり、
実際にパワーを計測しながら走るとそこで極端にパワーが落ちていることが分かりました。笑
あと、左クランクのみの計測なのも関与しているかなと。
(過去に左半身は手首〜肩〜股関節〜足首にかけて満遍なく怪我しているので、補強はしつつもまだまだ筋力の左右差は顕著です)
要するに、まだまだ未熟者ということです。
今年は伊吹山HCからインシーズンの予定です。
残りちょうど3ヶ月、せっかくなのでじっくり使い込んで
乗り手としてもサイクルセラピストとしても加速度的に成長していければと思います!
おしまい
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