パワーメーターは普及しているけれど、、パワートレーニングを理解していますか?
パワーメーターは普及してきてる一方でパワートレーニングの理論をしっかり理解してる人はおそらくごく一部な印象。
本質的に運動生理学が濃く絡んでるので使いこなすとなると結構勉強がいる。
— にっしー/サイクルセラピスト (@ryoooo_veleno) 2019年1月4日
どうも、にっしーです。
昨年の11~12月は基礎体力作りのために走行距離重視でトレーニングしてきました。
オフシーズンは”急がば回れ”だと思っていて、シーズン前、シーズン中にしっかり高強度のトレーニングを続けるためにも体力をしっかりつけることにまずは注力しています。
そして年も明けたので、ボリュームはさらに稼ぎつつ強度も上げていこうという感じで考えています。
というわけで今週は、、和田峠に通いつめました!笑
真冬はどうしてもパフォーマンスが落ちるのでタイムは散々です。笑
心肺に高負荷をかけるのを目的にしてリピートクライムに邁進しています。
もちろんロングライドも欠かせません!
さて、ここまでは自分流の話ですが皆さまもこの冬はそれぞれのテーマを持ってトレーニングに打ち込んでいると思います。
その中でもパワーメーターを使用している方も多いのではないでしょうか?
ホビーレーサーや実業団登録をされている選手の方々の間にはかなり普及しているように思います。
ブルベをメインに走られる方も、長距離でのペース配分の管理のために導入しつつ、トレーニングにも使っている方もいると思います。
パワーメーターはクランクやペダルそのものにかかる負荷を数値化してくれます。
言うなればどれだけ頑張って踏んでいるか/回しているかを示してくれるのです。もっというと脚をどれだけ使っているかですね。
この数値に心拍数まで加味することで、より精密に体にかかる負担を管理できます。
端的に負担を管理できるので、トレーニングの効率もとても良いと思います。
高価ではありますが、トレーニングにおいてもロングライドにおいても有用なツールであることは間違い無いです。
その一方で、パワーメーターを使いこなしてトレーニングできている人は少ない印象を受けます。
パワートレーニングの理論の根底にあるのは運動生理学です。
糖質や脂質などの運動のためのエネルギー源をそれぞれどれくらいの比率で使うか、
遅筋と速筋をどれくらいの比率で消耗するかは運動強度により変わってきます。
まずこれらを理解した上で自分の弱点をパワープロフィールから把握し、
狙っているレースの走行時間やコース特性も加味してどの強度のトレーニングをどれくらい行うべきかを考える必要があります。
なので闇雲に最大限に高いパワーを出そうと頑張ったり高負荷のインターバルを行ったりしても、目的に沿っていない非効率な練習になってしまう可能性が高いのです。
最悪なのはそうしてダメージを蓄積することで故障につながってしまうケースです。
せっかく高い機材投資をしたのに非効率なトレーニングをしてしまい、挙句故障して自転車に乗れないのでは元も子もありません。
パワーメーターを使用しているみなさん!
運動生理学に基づいてパワートレーニングの理論を理解できていますか?
基本的な運動生理学の理解を深めることで、パワーメーターの持つ機能を存分に活用して効率的なトレーニングを行うことができるのです。
むしろ運動生理学を理解していれば、パワーメーターを使用しなくても心拍数とギア、ケイデンスの管理でトレーニングは十分に行えます。
自分がそうしています。
運動生理学の基礎は熟知しているので、心拍数とギアとケイデンスを管理して峠のリピートを行うことでパワートレーニングを行えていました。
運動生理学の要点を抑えるだけで、トレーニングの質は遥かに上がります。
せっかく高い買い物をするんだから寄り道はして欲しくないので!
今後は、体の使い方やケアだけでなく、運動生理学に基づいたパワーメーターについても発信していきます。
ただいくら運動生理学を理解しているからといって、
教える側がパワーメーターを使っていないというのもなんだか弱いので、
実は昨日パワーメーターを落札しました!w 片側だけですが!
百聞は一見にしかずということで、自分なりの気づきも含めて発信していければと思います。
乞うご期待!
という報告オチです。笑
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