ロードバイクで時速30kmで巡航するために抑えておきたいポイント
ロードバイク乗りの間でよく言われるのが時速30kmの壁。
ロードバイクを買ってすぐ、初めてスピードメーターを付けて外を走ると時速25kmくらいはすぐに出てしまうかと思いますが、時速30kmまで出そうとするとこれが結構大変に感じることは多いと思います。
私も最初、この壁を突破するのにとても苦労しました汗
特に完全に一人で走っていると空気抵抗をもろに感じるためこの速度帯まで行くとしんどさが増してきます。
いわば”脱初心者の壁”がこの時速30km巡航な気がします。
そして実感としてですがこの壁を超えられてくると
①大抵のロングライドイベントは制限時間内に完走できるようになる=余裕を持って楽しめる
②グループライドなどに参加しても、よほどメンバーのレベルが高くない限り置いてけぼりになることはない。
③もう少し鍛えて行くと競技まで楽しみの幅を広げることができる。
④機材を変えた時の変化を感じ取れるようになる。(時速30km以下では正直どの機材使っても違いがわかりません。。)
⑤ソロライドでも工程を余裕を持って組める。
などなど、自転車をより楽しむための大切なステップアップにつながります。
この壁を突破するために必要なのは、脚力はもちろんですがやはり体の使い方も重要と考えています。
脚力で力任せに踏んでいれば時速30kmは出せますが、長くは続かないでしょう。
効率よくペダリングをすることで到達可能です。
効率の良いペダリングとは、”いろんな関節を使ってペダリングをすること”と考えています。
膝だけでなく、足首や股関節が柔軟であり、これらをしっかり連動して使うことです。
特に股関節は、サドルと接している骨盤と連結する関節であるためとても重要です。ペダリングは股関節の屈伸に合わせて膝と足首が連動すると捉えていいと思っています。
では股関節を上手に使うために、ペダリングで股関節を意識をすることに合わせて体幹部の強化も重要です。
体幹は股関節の土台だからです。
体幹と股関節、これらをしっかりペダリングに活かすために最低限これだけは意識したいのが”ハンドルから力を抜くこと”です。
ハンドルにドシッと体重が乗っていると肩甲骨を介して上半身が固定されるため、体幹がうまく使えなくなります。
そうすると脚で力任せに踏むペダリングになるのです。
この辺りを意識すると時速30km巡航も見えてくると思います(^^)
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