嬬恋キャベツヒルクライムに参加してきました!
群馬県嬬恋村で開催された嬬恋キャベツヒルクライムに参加してきました!
大会公式HP:http://cabe-hill.net/
走りごたえのあるコースでしたが、有料道路だけあった路面も綺麗で走りやすく、今後人気が上がっていきそうなヒルクライムイベントです。
もっと多くの方が参加してほしいなと思い、記事にまとめてみようと思います!
また私自身も一年ぶりのヒルクライムレースだったため、そのレースレポも含めて書いていきます。
コースレイアウト
有料道路である万座ハイウェーを特別封鎖して行われています。
距離19.8km 獲得標高1000mです。
平均勾配だけで見るとおよそ5%なので緩い印象を受けますがいわゆる平均斜度詐欺です(苦笑
実際登って見ると後半にかけて平坦や下りも随所に織り交ぜられているため、上りの斜度自体は7~9%が多かったように思います。
特に序盤は10%台の坂も多く、全体的にテクニカルでレースで走るには難易度の高いコースなような気がしました。
その分、走りごたえはあります!
集団をうまく使えればロードレース的な駆け引きも楽しめそうです。
また、完走目的であれば下り区間が確実に足を休めて登りを耐え抜いて、の繰り返しになりそうです。飴と鞭ですねw
カテゴリーについて
部門はエキスパートクラス、一般クラス(29歳以下、30歳〜49歳は5歳刻み、50歳代、60歳以上)
私は29歳以下にエントリー!
また、ファンライドの部もあり幅広い相のサイクリストが楽しめそうです。
特にファンライドは小学生と親御さんとの親子ペアの部もありました!親子でヒルクライムって素敵ですね。
ファンライドについては6.2kmに短縮されているそうです。
レース内容
結果から言うと、56分18秒で年代別7位(/114人)、総合51位(/700人)でした。
多くの方に労いの言葉を頂けて感謝申し上げます(^^)
入賞を狙っていただけに悔しさのほうが大きいですが、その辺の反省文は下に書き殴っておきますw
スタート〜料金所まで
振り返ると3パートくらいかなと思いちょっと細かく書きます。
スタート地点では前述の通り昨年の箱根ヒルクライム以来一年ぶりのレースで、テンションは高かったものの案外心拍数は80以下で落ち着いていました。
機材はホイールを新調!これまで2年弱お世話になったゾンダからボーラワン35CLに!
しかしこの判断は裏目に出てしまうのでした。苦笑
料金所までの区間は平坦はほんの少しで基本的に8%以上ありこのコースの中では急斜面区間になります。
20kmと比較的長いレースなので序盤は温存、中盤以降のハイスピード区間で追い上げよう!
…なんて賢いこと考えていましたが先頭を走る集団を後ろからみてテンションは最高潮に!
ペースをあげて後ろにつくことに。出落ち感が半端ないw
久々のレース、急斜面、速そうな先頭集団。これを見てテンションが上がらないわけないのです。
とはいえオーバーヒートはしないように先頭集団を視界に捉えながら淡々とペダルを回して急勾配をこなしました。結構いいペースだったと思います。
普段の練習仲間のプレッシャーを後方に感じつつも、割と距離は取れていたので、脚を使わないように淡々とペダルをくるくる回して進んでいました。
この時は。
料金所〜10km地点
料金所以降は特別な急斜面はないことは知っていました。
なのでここから集団を使い脚を休めようと思ってましたがなんだか心肺が苦しい。。
ちょうどひじーさんを含むトレインが後方から来たので飛び乗りしばらくついていきましたがついていくのがやっとな状況。
そんなに脚を使ってないのにおかしいなんて思い心拍計を見ると180超えている。(自身のレッドゾーン)
今回の反省点①:序盤で脚を使うまいとハイケイデンスで進んだがそれがオーバーペースと気づかず(脚には疲労がなかったため)進み、心肺が先に終わってしまった。
すでに心拍がいっぱいいっぱいな状況で、途中挟まれる下りでじわじわと集団から離されていきます。。
一番集団を使わなければいけないところで一人旅になってしまいました。
下りや平坦を踏もうにも力が出ないのです。もう心拍はいっぱいいっぱいでした。
せっかくのボーラなのに!!w
…いや、この辺りから薄々感じてはいたのですが、ペダリングのリズムもなんだかチグハグな感覚がありました。
引き足がうまくついてこない感触。
今回の反省点②:新機材の投入が急すぎてシンクロしきれていなかった。
実はボーラの初実走はレースの四日前くらいでした。直前ということもありあまり踏まずに流す程度に感触を捉えていたのですがやはりレース強度にならすべきでした。
なんだか足にも力が入らなくなってきた10km地点。今回気温が低いことと途中給水地点があることを考えてドリンクを用意せずに出走していたのですが、やはり汗でなく体内で脱水していたようです。
もうだいぶ心も折れてました。
テーパリングはかなりうまくいっていたのに土壇場での失態が多すぎて情けなさを感じつつ、できる限りペダルを回していたところ、小徳さんに追いつかれました。一言二言言葉を交わし、察して頂いのかドリンクを分けてもらいました。
(これ、めちゃめちゃ助かりました。精神的に復活できました。本当にありがとうございました!)
首の皮一枚繋がった感じでひとまず小徳さんについていきましたが、脚は相変わらずスカスカな状態で500mも持たずに千切れました
今回の反省点③:ボトルを用意しなかったこととそれ相応のローディングが足りなかった。
まぁ、ボトルは家に忘れてしまったわけですが汗
生来のおっちょこちょいが災いしました。
10km地点〜ゴール
小徳さんから千切れて、じきにハライチさんが乗るトレインに追いつかれました。
せめてこれには乗ろう!
と思いしばらくついていきました。途中ゼリーを補給したこともあり、上りはついていけてました。ただ平坦ではみなさんグイグイ行くものだからジリジリ離され…
途中給水ポイントでコップを受け取ろうとしますがうまく受け取れずバッシャー!!
口に含む程度でした。笑
心折れかけましたがこの辺りから少しホイールの感触が掴めてきた感じがありました。
剛性に合わせて、踏んだ力を引き足につなげる感触。そしてまたグッと踏み込む感触。
ゾンダは案外重さで勝手に回ってくれるので引き足はそこまでシビアではなかったのかなと。ボーラはその辺り繊細。(現に翌日の腸腰筋のバキバキっぷりときたら苦笑)
上りでもペースはここからじわじわ上がっていった気がします。
千切れていたハライチさんと小徳さんとの距離もじわじわ詰めて20mくらいまでは近づけました。
このままいけば追いつける!
と思ってましたが万座ハイウェーは後半は上り基調のほぼ平坦な感じ。
追いつくために踏みすぎるとそれこそ大タレするので、追いつくのはここで諦めました。
今回の反省点④:行ってきた練習は急勾配の登坂トレーニングばかりで緩斜面や平坦の練習が甘かった。
思い返せば自分のメイントレーニングは和田峠やよみうりランドのリピートクライムしかやってませんでした。
登坂力は確実についていたのですが、どちらも上り一本調子のシンプルな坂です。しかも急勾配。
今回のコースにこれらで培ったものはあまり活きてこなかったようです。
ここは今後の課題ですね。
この辺からはあまり記憶がありません。というか一人旅でしたし。
後半は集団の利は大きいのでさらに後方集団も詰めてきてました。
最後だしせめてこの人たちには!
と思い頑張ってついてきつつ最後の下りからのショートヒルスプリントは先行できました。
ゴール後
仲間内で合流してしばし談笑、饅頭やコーンスープなどを堪能しました。
前半で抜かれたひじーさんはカテゴリ3位入賞!
おめでとうございます!!
また、みつさんも安定の女子年代で3位入賞!
みんな年代シングル当たり前みたいになっててつくづくいつもともに過ごすメンツはレベルが高く恵まれているなぁと。
まとめ
反省点は途中に書いた通りです。
ペース配分や機材チョイス、補給のマネジメント、コースに適応する練習など、経験不足がもろに出た感じです。それも含めて、圧倒的に力不足。この辺りは次に活かせば良いと思います。
メインで行っていた和田峠のリピートクライムは登坂力中心にベース作りとして外せないと考えていますが、それを直前までやり続けたのは間違いで、コース特性を考慮して練習内容も工夫する必要がありました。
あとは集団走行ですね…。うまく回りを使う戦略的なところも勉強しなくては。
なんにせよ久々のヒルクライムレース、学びが多く本当に楽しかったです!!
標的にしていた東京ヒルクライムが中止にあり急遽参加を決めた大会でしたが、参加してよかったなと思います!
嬬恋キャベツヒルクライム、コースが本当に楽しかったので来年はリベンジしたいところです!
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