富士チャレンジ200 100kmソロ参戦レポ
富士スピードウェイを走ってみたい!と去年エントリーしようか迷っていて、結局コロナで中止になった富士チャレ。
今年は開催されると聞いて、サーキットレース怖いなーと思いながらも出ないと後悔しそうだったのでエントリー。
大会詳細↓
https://www.fujichallenge.jp/
4.5km で50mUPくらいのコースを22周で100km(ちょいいかないくらい)
長いホームストレートから急コーナーを終えるとずっと下り基調のハイスピード区間で、
最後800mくらいが登りというアップダウンコースです。
目下のメインは富士ヒル・乗鞍ですが、最終目標のツールドおきなわに向けて100km以上のレースの経験はしておきたいということで。
試走開始が6時とやたら早かったので、余裕持って会場入りしようとすると2時起きに…
これがいちばんの峠でしたがなんとか起きれて、高速を飛ばしてからコンビニで朝ごはんを食べて5時に会場入り。
2時起きとか…ローディーの朝は早い。笑
富士スピードウェイからおはようございます☀ pic.twitter.com/fQMYQjKoHz
— にっしー@ACTIVIKE (@ryoooo_nisshy) April 24, 2021
富士山くっきりでいい朝でした。
試走は念入りに40分くらいぐるぐる。スピードは乗りますが、路面が公道より滑りやすい感じでコーナーリング中のバイク角度と空気圧をゆっくり確かめながら。
最終的に、前後5.6barくらいに調整。
今日のウェアはメッシュワンピに、護身用でアームカバーをも持ってきていたのですが、結果的にはこれが大正解。
スタート前は冷えましたが、走ってるとちょうどいいくらいでした。
レーススタート。
弱虫ペダルサイクリングチームが2h30m(平均時速40kmph)でコントロールしてくれるという情報は知っていたので、
前方に位置どりしつつ弱ペダジャージや六本木エクスプレスジャージ、SBCなどが近くにいる状態をキープする意識で序盤は周回を消化。
足の調子は非常によく、周りも見る余裕があり。
このレースが面白いのは、5周おきにポイントスプリントが設定されていること。
1着とると1秒のボーナスポイントです。
脚質的に、やるとしたら逃げを打つしかないので、あまり関係ない話だったのですが、
5周目終盤にかけてペースが上がったのに乗じて一回やって見るかという気になり、3番手につけてスプリント。
RXのにっしーさんの番手につけるも、ゴールラインを見誤りリズムを乱して、ギリ2着。
(ちなみにここで900w。無駄足でした。)
7周目くらいで一旦ペースが緩んだので、最後登りでペースを上げてみて誰か逃げの仲間が釣れないかと上げて見ると、見送られて抜け出す形に。
200kmソロの方も同じ形だったので、せっかくの機会だしと少し逃げてみることに。
ただのこり60km以上あるので、完全に記念逃げ。半周くらいで諦めて、吸収されました。
この後も10番手以内で周回を消化。
10周目もポイントスプリントに参加するもまたラインを間違える…なんか冷静じゃない。
それにしても弱虫ペダルの選手はもちろん、井上亮選手やRXのにっしーさんなど、すごい方々とこうして先頭で走れるなんてすごく貴重な経験です。
大きな動きがあったのは17周目くらい。
弱虫ペダルの入部選手(!)が登りでだいぶペースをあげたところに井上亮選手(!)など有力どころ7名くらいが乗じて、ホームストレートのところで集団と10秒くらい離れて逃げ集団が形成されました。
これは逃すとまずいのではと感じていたところ周りの人も同じ匂いを察したのかペースアップ。
ただうまくローテが回らず、RXのにっしーさんと一緒に回してなんとか次の周回の登り前で吸収。
ここで結構、いやかなり脚を使いました。
この辺りから入部選手の存在感がだいぶ増します。上りのペースがだいぶきつい。
ラスト20kmくらいで逃げようかと思ってたのですが、これはすぐ吸収されるだろうなという勢い。
19周くらいで入部選手や井上亮選手、MIVROの伊藤選手が抜け出したところにブリッジして、しばし4人逃げ。
井上選手の引きがそれはもう強烈で…後ろにいるのにFTPを超えていて…一体どんなパワーで引いてたんだろう。
このトレインで20周のポイントを2位通過。
登り手前で吸収されましたが、21周までは5番手くらい。
このままいけばシングル。
最後の週で番手を下げないように…と思っていたのですが、後方からの追い上げに乗り遅れてグダグダと上りに入ってしまい万事休すで、先頭集団後方でゴール。
正直最後の方はいつの間にやら前に大集団ができていて呆然。
なんというかこう、毎回詰めが甘い。
思い返せば2年前の秩父宮杯もおきなわも、この前の大磯も、最後の大事な局面で出遅れてたなぁ。
一緒に逃げていた井上選手やMIVROの伊藤選手はちゃんと上位にいるし、言い訳しようがない下手くそさ。
いい動きができていただけに勿体無く感じます。
ちなみにレース後にコースを流していると、RXのにっしーさんにお声がけいただきまして…目標にしてるおきなわ140で優勝されている方なので、お話しできて感無量。
というか、一緒に走れただけでも感動ものでした。
あのポイントスプリントは余計だったね〜なんと話をしたり、正直この時間が今日一番印象的です。笑
レースのデータ的には1800kj、NP240wと、2時間にしていいトレーニングができたので、それは良し。
何より落車なく無事に完走ができたのと、積極的に動けたので、レースをしっかり楽しめました。
ロードレースをちゃんと着を意識して走るなら、終盤にしっかり強度を上げて出し切れるようにトレーニングしないといけないなと。
富士ヒルに向けてFTP向上にこだわってトレーニングしていたので、おきなわ前になったら人と競い合うような走りができる機会に積極的に参加しよう。
夕方には帰宅できて、リカバリーのためにマッサージと自社のリカバリープロテインを飲みながらこのブログを書いています。
悔しい気持ちは当然ありますが、やはり自転車は楽しいなと、いまはそれだけ!
明日はとある場所にツーリングです。
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