趣味との向き合い方〜周りと比べずに自分が納得いくことが大事〜

こんにちは、にっしーです。
今日は趣味観といいますか、そんな感じの内容です。意識高めな感じなので苦手な人はスルーしましょう。
結果にこだわるホビーレーサーの方は特に、燃え尽きてしまって自転車から距離を置いたり離れたりするパターンが一定数ある気がするのですが、
周りの人や過去の自分と比べすぎてそうなってしまっているのかなと思ったりします。
そうならないために、今の趣味のスタイルをよく知ってあげてそれに納得することが長く楽しむ秘訣じゃないかなと思います。
1. 自転車”を”楽しむか、自転車”で”楽しむか
これいいですよね。
自転車に乗ることそのものを楽しむのか、自転車に乗ることを通して得られる何かを楽しむのか。
完全にこの2つを分けるのは彼のいうようにとても難しいですが、今の自分がどう楽しんでいるのかを知ることが、納得して楽しむための第一歩だと思います。
自転車のどんなところに楽しみ方を見出しているのかということですね。
自分はというとヒルクライムのタイムやロングライドの走行距離/獲得標高といった数字的な結果を得ることも楽しいですが、
それ以上に自転車に乗ることそのものが好きです。
無心でいられて、でも気づいたら山奥だったり海だったりと、普段いない非日常な空間にいるあのスリップ感が好きです。
どちらかというと前者、自転車”を”楽しんでいるタイプだと思います。
”を”:”で”=7:3くらいですかね。
結果以上に過程を楽しんでいるようなところがあります。
ヒルクライムレースも、もちろん良いタイムや順位が出たら嬉しいですがそこに至る試行錯誤の過程がもっと楽しかったりします。
自分はそうですが一方で、
あくまでレースの結果を出すこと、峠のタイムを伸ばすこと、それを通して成長していくことだけに価値を見出す人もいらっしゃいます。
レースでなくても、ロングライドの距離とタイムを伸ばそうとする人もいらっしゃいます。
自転車”で”楽しんでいる人ですね。素晴らしいことだと思います。
いずれにせよ自分自身がどうやって趣味を楽しんでいるかを知ると、燃え尽きることなくマイペースに楽しめると思ってます。
あなたはどっちでしょうか?
2. 周りや過去の自分と比べすぎないことが大事
自分自身がどう趣味と向き合うかを知るのが燃え尽き防止の一歩ですが、そこで大事なのは比べすぎないことです。
誰と走っても”速さ”の差は必ず生じるわけですが、その差をみて一喜一憂しすぎるとそれがストレスとなってタイヤも精神もすり減って楽しめなくなってしまうんじゃないかなと、個人的には思います。
過ぎたるは及ばざるが如しというだけで、比べるのが悪いことというわけではありません。
ちょっとしたストレスを与えることもまたモチベーションになるし、その環境内で切磋琢磨してお互いにレベルアップできます。
でもそれはあくまで”その環境内”だけの話。
出るところに出るととんでもないレベルの人がゴロゴロいることを知ります。
上を見たらキリがないわけです。行き着く先は現アルカンシェルのバルベルデになってしまいます。
そう考えると仲間内や過去の自分と比べすぎるて消耗するのがあほらしくなるというか、肩の力が抜ける感がありませんか?
周りと比べることはレベルアップに繋がりますが、常にその仲間内や過去の自分よりも外の世界にも視点を向けることでマイペースが保てると思います。
ここでまた改めて、自分を知っていることが大事になります。
自分を知り周りと比べ過ぎないことで、ブレずに自転車という趣味を楽しめると思います。
3. 自転車の良いところはいろんな楽しみ方があること
そうはいっても燃え尽きてしまいそうになることはあると思います。
こんな風にいってる自分だって、そうなりかけたことは2回くらいあります。
そんな時のセーフティネットとして、自転車の楽しみ方の幅を広げておけると良いかなと思ったりします。
もういろんな人があちこちで言っていて耳にタコな言葉ですが、ロードバイクって楽しみ方の幅が本当に広いですよね。
近場のポタリングするのも、遠く遠くへ行くのも、山を早く登るのも、レースでゴールを競い合うのも、一台ロードバイク持っていればなんでもできちゃいます。
ACTIVIKEに来られるお客さんも趣向は結構分かれているので、よりそれを強く感じます。
感覚的には走る距離が少しずつ伸びていって次第に強度も上がるようなパターンの人が多いんじゃないかなって気がしますが。
自分もそうです。徐々に距離が伸びて強度も上がってる感じがします。
そんな感じでごちゃ混ぜに遊んでいるので付き合う方も本気のホビーレーサーからロングライダーまで様々なので、
日々色々な出会いを通して色々な楽しみ方に触れられてとても恵まれているなと思います。
僕自身はこれが結構セーフティネットになっていて、
ヒルクライムのタイムを削ることに疲れたらブルベをわいわい楽しんだりとか、近場のパン屋にいってお茶したりとか。
そしてスイッチ入ったらまた峠で追い込んでみたりとか。
気分によって乗り方を変えられるようになっています。
いろんな楽しみ方に浸からなくても、触れて見ることは大事だと思います。
それらに楽しみ方を見出せず、あくまで自転車は記録を出す競技のための道具ということであれば、降りちゃいましょう。
全然それでいいと思います。
なんでもそうですが触れて見ることで初めて分かることって多いので、疲れた時は今までと違うことをやって見てはどうでしょうか?