東京でここだけ!理学療法士によるバイクフィッティング

ロードバイクのポジション調整に関して思う4つのこと

2018/11/01
 
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サイクルセラピスト/バイクフィッター/フリーランスの理学療法士です!日本中のサイクリストがもっともっと自転車を活き活きと楽しめるようにフィッティングや施術、パーソナルトレーニングなど各種サービスを展開中!

ロードバイク のポジション調整は多くのサイクリストの方が躓くことが多いと思います。

最初にショップで買った時に調整したままそのままで弄っていない方もいれば自力で細かく調整している方もいらっしゃると思います。

雑誌等でも度々取り上げられますし、実際に数ミリサドルをズラすだけだ劇的にパフォーマンスが変わったり痛みから解放されたり、なかなか奥が深いものです。

逆にこの数ミリに振り回されることも多々あるかと思います。

ACTIVIKEでフィッティングを行なっていく中で色々なケースに遭遇しました。

 

理学療法士の目線からのフィッティングは、恐らく日本初です。

 

元プロ選手の行うもののように実戦経験に裏打ちされたものでもなく、体長測定に合わせたものでもない、新しい目線。

解剖学、運動生理学、バイオメカニクスと動作分析に基づいて運動効率の高いポジションを見つけ出すアプローチです。

 

手探りにここまでやってきて感じたことをちょっとまとめようかなと思い、書きます!

※”フィッティングは宗教”とよく言われるようです。以下に書く内容が人によっては受け入れがたいところもあるかと思いますがご了承ください。

1.体長だけではポジションは決まらない

”手足胴体の長さだけではベストなポジションは見つからない”ということです。

自転車購入店でポジションを出す際に手足胴体の長さをはかりポジションを求めることは多いと思います。

一番最初にロードバイクに乗る上で1つの目安になると思います。特に初心者の方は停止時に足がつかないと怖いでしょうし、ハンドルが遠すぎて制御できないこともあるかと思います。それらを防ぎ、最低限安全にロードバイクを楽しむ上でも、サドル高やハンドルリーチを体長から求めることは有効だと思います。

またある意味、そのポジションに体が適応してくるというパターンもあるかと思います。

 

ただ手足胴体の長さ以上にそれらを制御する体幹機能や腰回り・股関節・足首の柔軟性、各人の日常生活動作パターンから見える筋肉の運動パターンにより、同じ体長でも適性ポジションは変わってきます。

またこれにより割り出されるポジションの多くは下肢の運動効率や、胸から肩周りの運動性は考慮できないのでロードバイクのパフォーマンスに直結するものではなさそうだなと考えています。

 

2.乗る距離が増すにつれて体も刻一刻と変化していく

”最初に出したポジションから一度もいじってないから見て欲しい”というオーダーを頂くことも結構多いです。そうでなくてもここ数年変えてないというパターンも見られます。

何度も書きますがカラダがポジションに適応してくるというパターンはありますので、それでも特に問題なく走れると思います。

正直、体を痛めずに長く楽しめればそれに越したことはないのです。

ただ乗れば乗るだけ、当たり前のように体も変わります。脚力がつき、慣れなかった前傾姿勢が取れるように体幹筋力も付いてきます。また体の使い方、自転車の進め方もだんだん覚えてきます。

23km/h巡航しかできなかったのがだんだん25km/h、30km/hと出せる速度も増してくるでしょう。

それにより、それまでのポジションと体の使い方がマッチしなくなるなんてことが起きてきます。本来的に、同じポジションで乗り続けるのはスキルアップを妨げている可能性があるということです。

なので少しでもスキルアップをしたい(もっと遠くへ行きたい、速くなりたい)なら、”今のポジションは果たして自分にベストかどうか?”という視点を持って見ることは大切だと思います。

ここで大事なのが、そのことに対して課題感を感じているかということ。

現状のパフォーマンスに満足しており、特に痛みもないならそのままである方がいいです。

私も今のバイクを買ってから1年くらいは購入時ポジションのままでした。(と言ってもこのポジション調整の質はとても高かったなぁと今は思います)

 

3.流行や一般論に振り回されてはいけない

一番感じたのはこれです。

”サドルは高いと膝を痛める”

”前乗り以外ありえない”

”クリートは後ろべた付けの方が良い”

などなど、ポジションに関するセオリーは日々変化します。

色々試してみるのが一番わかるとは思いますが、総じて言えるのが”絶対解はない”ということです。

悩みに終止符を打つために、絶対解という宝探しをしてそこに固着し思考停止することはとても危険です。

1つのセオリーに固着し、いざそれがハマらなくなった時にそれ以外の視点が持てず、柔軟な調整ができなくなってしまうのです。

 

体格のみならず変化する体にあうポジションが都度現れます。

同じ身長、体重の人はいても、それまでの運動経験、ライドスタイル(競技志向かロングライド志向か)、生活習慣、仕事内容、、まで合致する人はそういないはず。

体の動きの原理原則に基づき個々の体に合うポジションを求めた結果、種々のセオリーが生まれてくるわけですね。

 

なので雑誌やネットなどで”こうした方がいい”と言われる情報を鵜呑みにせずにじっくり吟味する姿勢は欲しいなと思いました。

それを周りの仲間や専門家に相談するという過程を踏むことも。

4.カラダの問題にも目を向けよう

ポジションを変えることでパフォーマンスが大きく変わったり、痛みが軽くなったりという変化は起きるものです。

数ミリ変えるだけで起きるので本当に面白い。

 

ただそれだけで解決しようとするのもまた沼なわけです。

 

カラダの状態は日々変わるので、その日の合ってたポジションが次の日は少し合ってないなんてことも起こり得ます。

日常生活動作が原因になってるということもあり得ます。

 

そういう意味で、バイクからのアプローチとカラダからのアプローチ、両輪からの目線を持ってみるといいと思います。

 

まとめ

要するに結局ポジションは人それぞれですし、調整する必要性もレベルや乗り方により変わってきます。

今のポジションに満足してても、ヒョイっと変えてみたらさらに良い感触を得られたりということもありますので、奥深くて面白いですよ!

正解はサイクリストの数だけあります。色々なパターンを試してみましょう。

そもそも何から始めればいいか、どうすればいいか分からなければ…

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